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記事: 全成分表示を見ればシャンプーの良し悪しがわかる?成分表の正しい読み方

全成分表示を見ればシャンプーの良し悪しがわかる?成分表の正しい読み方

シャンプーのパッケージやサイトに書かれている「全成分表示」。あの一覧を見て、なんだか難しそうで結局よくわからない、と感じたことはないだろうか。ここでは基本ルールと、意外と知られていない読み方の注意点を書いておきたい。

 

全成分表示の基本ルール

成分名は国際的な命名規則(INCI名)に基づいて記載され、基本的には配合量が多い成分から順に並ぶルールになっている。ただし、これには例外がある。配合量1%以下の成分は順不同でよいことになっているのだ。しかも医薬部外品の場合、「有効成分」と「その他の成分」に分けて表記するルールがあるため、有効成分が少量であっても先頭に来ることがある。つまり「上にある成分=必ず多い」とは、単純には言い切れない。

 

成分表だけでは、その製品の良し悪しは測れない

ネットやSNSで、成分表だけを見て「この成分が入っているから良い・悪い」と評価しているケースを見かけることがあるが、少し注意が必要だと思う。成分表示には「どれくらいの量」「どんな原材料から」までは書かれていないからだ。 これは、料理のレシピに似ている。材料欄に「卵・塩・油」とあっても、目玉焼きなのか卵焼きなのかオムレツなのか、材料だけではわからない。成分表もそれと同じで、見ただけでその製品が自分に合うかどうかを判断するのは、実はかなり難しいことなのだ。

 

成分の種類が多い=良い、ではない

「〇〇エキス」のような成分がたくさん並んでいると、なんとなく充実した処方に見えるかもしれない。だが裏を返せば、ひとつひとつの配合量が少なく、それぞれの目的が曖昧になっている可能性もある。成分表を華やかに見せるためだけに配合されているケースも実際には少なくない。数の多さは、あくまで参考程度に受け取っておきたい。

 

全成分表示の現実的な使い方

「これが入っているから優れている」ではなく、「自分に合わない成分が入っていないか」を確かめるためのリストとして使うのが、一番現実的だと思う。過去に肌トラブルを起こした成分、アレルギーがあると知っている成分。それが入っていないかを確認する。その程度の使い方でちょうどいい。

 

自分の体感と経験を信じて

ここまで見てきた通り、成分表から読み取れる情報は、実は思っているよりも少ない。新しい製品を試すときは、成分表だけに頼りすぎず、口コミも参考にしながら、最終的には実際に使ってみた自分の体感を大事にしてほしい。「これは合う」「これは少し違うかもしれない」。そうした経験を積み重ねていくことこそが、成分表示よりもずっと確かな判断材料になる。良い・悪いではなく、合う・合わない。結局、それが一番大切だ。

 

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